「お皿を割った報告をしてこない」の裏側に潜む、思ってもみなかった大きな問題

人間関係

 

企業の社長とお話をしていてよく聞くのが

「部下が報告を入れてこなくて困ってるんだよ」

という声です。

 

そんな悩みは、社長に共通点があることがわかりましたので実例をもとに

ご紹介します。

 

怒らないのにミスを報告しない

 

人間、ミスをしてしまうと

「あ!やっちゃった!」

って思いますよね。

 

正直に報告して謝った方がいいのはわかってるんだけど、言い出しにくい。

たとえ怒られないとわかっていても

「どうしよう」

と迷うのが人間の心理です。

 

例えば、お皿をうっかり落として割ってしまった。

飲食店など食器を扱うのであればよくあることでしょう。

 

お客様や従業員にケガがなければ幸いです。

そもそも消耗品ですから割ってしまったことに対して目くじら立てて怒ることではないはずです。

 

それでもそーっとゴミと一緒に片付けて何事もなかったように仕事に戻る。

 

隠すつもりがなくても、例えば後から報告しようと思って忘れてしまっていた、ということも

よくあるのではないでしょうか。

 

きっと社長自身も経験があるでしょうから、理解はします。

 

だから、後から発覚した時に

「怒らないから報告はきちんとして。いつも言ってるのになんで報告しなかったの?」

と聞くと

「あ、忘れてました。すみません。」

という返答。

 

一度ならばまだしも何回も続くと

「なんで?」

といささかイライラしてきてしまうそうです。

 

なぜでしょうか。

 

報告することの意味がわかっていない

 

意外に思うかもしれませんが、報告することの意味を理解していない従業員は多いものです。

 

食器ひとつでも備品ですから管理する側としたら報告するのが当たり前です。

ひとつ減り、ふたつ減り、となると報告がないと気づいたら食器がなくなってるわけですから

補充しなければなりません。

 

「怒らないからちゃんと報告して?」

いくら説明して報告するように求めても効果がありません。

「あ、すいません。忘れてました・・・」

 

「はぁ・・・」

思わずため息がもれます。

 

どうしたらわかってくれるんだろう・・・

 

実は社長が・・・

 

「どう伝えたらわかってもらえるんでしょう」

社長は困り果てている様子です。

 

一見、従業員が悪いような印象を受けます。

しかし・・・

 

他の従業員からお話を聞く機会がありました。

 

実は報告をしないのは社長も同じだったのです。

 

「社長、あれどうなってますか?」

「あ、ごめん、忘れてた」

「お願いしますよ!」

「はいよ~」

 

その後結局やってない・・・

 

「社長まだやってないよ」

「はぁ・・・」

 

つまり、上司である社長が

 

”やるべきことをやっていない”

 

”連絡をしていない”

 

これが当たり前になっていると、

当然ですが従業員に迷惑がかかります。

 

そんな社長を見ていたら

 

「別にすぐに報告しなくてもいいか」

 

という気持ちになってしまうのもうなずけますね。

 

たかがお皿かと思うかもしれませんが、1枚割り、2枚割り・・・

「あ、またやっちゃった」

 

気づいたらお皿の枚数が少なっている。

大忙しで洗っていられないときは、気づいたらお皿が足りない!

 

他の器で代用する?

とりあえず今日はしょうがないからこれで出しといて!

あたふた、ばたばた・・・

 

結果提供が遅れてしまいお客様に迷惑をかけてしまう

お皿が変わることによって見栄えが悪くなる、

結果会社の評判を落としてしまうという結果につながってしまうのです。

大袈裟に聞こえるかもしれませんが、お客様の立場に立ってみるとお気づきかと思います。

意外といろいろなことが目に入りませんか?

 

無意識に相手が悪いと決めつけてしまう

 

社長と従業員との共通点にお気づきでしょうか。

 

それは

「相手に変わることを求めている」

ということです。

 

相手に変わることを求め始めると、

「変わってほしいこと」

に意識が傾いていきますから、無意識に

「相手の悪いところ」

にばかり注目してしまうようになります。

 

「相手が悪い」とジャッジが入ってしまいイライラし、ストレスになってしまうのですが、

「相手が悪い」という前提で起こった出来事を見ていると、別の角度から見るということが

できなくなってしまうのです。

 

視座が低い弊害

 

こんなふうに、

「お皿を割った報告をしてこない」

これだけ見ればそれほど大きな問題ではありません(社長のストレスになっているのは別として)。

 

大切なのは、社長がその些細な問題にばかり捕らわれない視点を持つことです。

 

売り上げが下がってしまっている、

悪い口コミを書かれてしまう、

レビュー(評価)が下がってしまった、

ライバルにお客様を取られているようだ、

 

などの相談をいただくと、一般的には

「じゃあ、ここを改善しましょう!」

と、方法を提案しているコンサルタントは多いかもしれません。

 

ですが、しっかりお話を伺い問題を掘り下げていくと、実はこんな些細なきっかけに行きつく場合は

珍しいことではありません。

 

そしてここに気づけないと、いくら素晴らしい提案をしていただいても

 

実践したけど結果に結びつかない、

社長が自己流に変えてしまう、

従業員に協力してもらえない、

 

結果、せっかくの提案も活きなくなってしまうのです。

 

弊社がより深いヒアリングや対話を重要視しているのはそのためです。

 

そして、大企業でもない限り社員と一緒になって毎日の仕事に追われている忙しすぎる社長は

意外と多いのではないでしょうか。

そうなると社長が全体を見ることは簡単なことではありません。

 

いろいろ改善したいけどなかなかじっくり取り組めないという忙しい社長のために

弊社では現在「企業の現在地を知ろう」という名目で無料相談をお受けしております。

その中のお客様の声を一部ご紹介いたします。

 

お客様の声

中古車販売の個人事業主様

「大人になってこんなにじっくり話を聞いてもらえるなんて思ってもみなかった。

父親との関係が仕事にまで影響を及ぼしているなんてまったく気づかなかった。

2時間じっくり聞いてもらえてかなりスッキリした。

目標が明確になって良かった」

映像作成会社の代表様

「会社員時代にブラック企業勤務でうつ病になってしまったことや、歳の離れた兄と

気まずくなってしまったことが自分自身の人生に大きな影響を及ぼしていることが

わかってすごく価値を感じた。

自社の今後の発展のためにこれはクリアしないといけないと強く実感した」

 

外部からの客観的な視点だからこそ気が付けることは驚くほどたくさんあるのです。

御社の現在地はいかがでしょうか。

コメント

タイトルとURLをコピーしました