目次
成功事例③個人事業主から法人化したインテリアデザイナー

「笑顔」を大切にするインテリアデザイン事務所 (株)itoneri
※社長は30代男性です
【ご契約前の状況】
①下請けが収入の大半 将来に不安
「フリーになってまる四年、生活する分には売上を上げていたが、下請け仕事が大半。
元請け会社の都合に振り回されるし将来に不安を覚える。
元請けとして売上を増やしたい。
やろうと思えばきっと出来るのにどうやって売ったらいいか、何をやっていいかがわからない。」
営業経験なし。下請けの仕事も会社員の延長でした。
②同業の奥様と一緒に事業 でも不仲
「会話は有るが続かない。続けない。
興味を持ってるふり、妻のことを知ろうとしていない。
妻との会話で振り返ると常に妻の発言を「自分が否定された」で受け取っていた。
常にイライラ、会話にならない。話題は子供のことしかなかった。」
奥様は同業者で、当時会社員でしたが退職して一緒に事業をしようという話はしつつ…
一緒にいてもイライラしてしまい、はたして一緒にできるのかという不安がありました。
③自称人見知りで笑顔が出せない
職人気質で、お客さまとの打ち合わせでは話す内容が決まっているので会話は成立。
でも、初対面の人とは何を話していいかわからない。
自分のことをあまり知られたくない。愛想よく笑顔で話せない。笑顔が苦手。
自分で自分のことを「人見知りだから仕方ない」と思い込んでいました。
初回無料相談にて
「自社受注しようと思わないんですか?」といきなり聞かれドキリ
事前に、現在の状況をご入力いただいていましたので、その上でひと言
「自社受注しようと思わないんですか?」と弊社代表からの切り込みにドキリ。
これまで下請けの仕事のみで生活はなんとかなっていたので、実はきちんと考えたことがなかった。
改めてそう聞かれ、「できるのか?」という期待半分、不安半分そんな心境になったそうです。
その他、何もかもを見透かしてくるような質問をされ、ギクリ、ギクリ…。
でも、何かしないと始まらない。コンサルなんて受けたこともないけどお願いしてみよう。
その場で即断即決されました。
期間は1年間
①まず「強み」の発掘
課題「マインドマップの作成」+強み発掘セッション(3時間)
本人からの言語+潜在意識から引き出す言語+非言語の読み取り
これまでの経歴だけでなく経験も含めたひとりの人間のすべてを浮き彫りにします。
過去の振り返り、今の自分自身を形成してきた過程、本来の姿を見出します。
②自己紹介-ホームページ作成で障壁発覚
インテリアなので過去の事例は写真で紹介するのが効果的。
ホームページのリンクQRコードを名刺に貼れば商談もスムーズ。
メリットは大きいので作成に入ります。
ところが、これまで「発信」をまったくやったことがなかったitoneri。
過去のお客様のところに使用後の様子を聞きに行ったこともありません。
自己紹介するにも自分をどう紹介していいかわからない。言葉が出てこない。
何かひとつやるのにも四苦八苦。まったく初めてのことならだれでもそうですよね。
③初めてのことでも「目的」のために行動
〇この1年間で初めてやったこと
◎目的設定:直接受注→無料相談へ誘導 そのための行動
✓対自分
自己との向き合い、自分を認める、自己肯定、自分を褒める、気持ちの言語化、
毎日アウトプット、朝活、読書
✓対家族
息子さんと全力で遊ぶ、全力で褒める、奥様との深い対話、家族とのハグ、ご両親へのヒアリングと対話
✓過去のお客さん
インタビュー、フィードバックを受ける、相手のルーツを質問から引き出す
✓ビジネスで結果を出し続ける経営者思考育成
利益率算出、損益シミュレーション、デザイン業の市場規模確認、競合リサーチ、参入市場の確定(個人宅のリフォーム)、見込客のリスト化とオファー(実践と修正)、能動的な行動計画(スケジュール化)、
目的達成のための発信、SNS発信、ステップLINE作成
法人化、間借りをやめた、事務所開設申し込み
✓受注
完成見学会、アンケート依頼
結果
①事業
①個人宅のリノベーション
解体から完成までを自社で管理監督するのは実は初めてだったそう。
完成見学会を開き、あまりの変わりように絶賛の嵐。施主様にももちろん大喜びいただきました。
②事務所内装
こちらはこれから練っていきます。アイディアが止まらない様子です。
③不動産屋事業提携
不動産業者から中古物件販売する場合はリフォームが必須という情報を得たため、自社事業紹介にチャレンジし、見事提携に至りました。
②ご家族との関係
ご自身がイライラする原因を深堀りしたところ、原因はご自身にありました。
原因を特定しただけでもかなり気持ちが楽になったそうですが、受け取り方や考え方を変えただけで
あんなに不仲だった奥様との関係が劇的に改善。
(奥様から、このままなら離婚を考えていたと打ち明けられたこともありました)
息子さんとのかかわりにも大きな変化が。
それまで、どこか「遊んでやっている」感覚があったのが、「一緒に楽しむ」目線に変わり
家の中では自分も幼少期に戻った感覚で全力で遊ぶようになったとか。
いままでのは何だったのかと思うくらいにイライラが激減し、生活が一変しました。
③自分自身の変化
あんなに「笑顔」が苦手と言っていたのに、1年後には
「itoneriは笑顔を大切にする会社である」
なんて言葉が出てきました。
自社受注という体験から、
あらためてデザイン業の面白さ、形になるわくわく感、お客様の笑顔、それを目の当たりにして自分自身も笑顔になりました。
もう人見知りだとは思わないのでその言葉すら出なくなりました。
人とのかかわりが実は大好きだった。そんな「本来の自分」に出会えたようです。
まさに、「お客様ファースト=自社ファースト」という弊社の理念にもがっちりはまり、本当に嬉しく感じました。
自分自身の進む方向性がわかり、無事卒業。
これからのますますのご活躍が楽しみです。